縦通しと横通し

ラックや台を製作する際、アルミフレームの結合パターンは、

上図のように二通りあります。
左が、「縦通し」で、右側が「横通し」と言われる構造です。

縦通しは、梁が柱を支える構造なので揺れに強く、横通しは、柱が梁を支える構造なので、耐荷重に優れています。
台車やデスク等、一般的には縦通しが基本と考えて良いでしょう。食卓など身近なテーブルの構造を見てみましょう。柱を支えるように梁が渡されているはずです。

上方からの衝撃や荷重に対しては、天板が重要な役割を果すのです。丈夫な天板を用いて、なるべく架台の梁に縦荷重が加わらないようにしましょう。天板と梁を密着固定するという方法もありますが、荷重は天板、横揺れは架台という役割分担が基本であるということを覚えておきましょう。

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