集塵機

作例は、某金属加工現場で活躍している集塵機です。左側のホースから切粉が吸引されてきます。空気の流れが箱内で弱まる構造になっているので、ラッチハンドルが取り付けられた扉の中には落下する切粉を受けるバケツが設置されています。主なパネリングは、ウェッジリムで行われており、更に接着でシーリングされています。扉の隙間はドアパッキンでふさがれています。透明パネルはパネルステー・ロングにタップ加工を施して取り付けられています。
※ヒンジは現行品ではなく旧モデルです。

上部のプラキャビネット取手を引き出すと、フィルターが取り出されます。

フィルター枠は23Mフレームと24Hフレーム(24Mフレームでも代替可能)で構成されています。
下側(左)は金属メッシュ、上側(右)はスポンジになっていて、

ウエッジリム・スペーサーリムセットでフレームの溝に挟み込まれています。金属メッシュとスポンジは薄いため、RS3Sの適用最低板厚t=1.5では、パネリングできません。そこで作例では、適用板厚t=2.5~3.5のRS2Sに、スペーサーリム2mmを追加することにより適用板厚をt=0.5~1.5にしてパネリングしています。このような工夫によって、ウェッジリムを使用したパネリングの適用範囲はt=0.5~5.5とする事ができます。

■主な使用アルミフレーム
F23M、F24H、F24M

■主な使用パーツ
Tロック40(TL40)、テーパーボルト40(TB40)
ウェッジリム・スペーサーリムセット(RS2S,RS3S)
パネルステー・ロング(PS40)
ラッチハンドル40(LA40-L60)、ヒンジ40(H40W-L)
ドアパッキン(DP40)、プラキャビネット取手(HAP2)
エンドキャップ(EP23)、エンドキャップ(EP24)

■主な使用工具
5mm六角レンチ、1.5mm六角レンチ
+ドライバー#2、プラスチックハンマー

ブログ内容は作例のため、リストの開示や作例での販売を行っておりません。
各パーツの詳細は、40シリーズをご覧ください。

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