天板の固定方法

アルミフレームでデスクを自作したい!」というお客様のために、天板の固定方法についていくつか紹介してみます。

上の写真は最も一般的な方法で、Lアングルを用いる方法です。アルミフレームのT溝にナットを挿入して、Lアングルをキャップボルトで固定しています。天板とLアングルは木ネジで締結されています。Lアングルはホームセンターなどで購入可能です。


こちらは、私考案のレコフレームらしい方法です。足には33Mフレーム、長手方向の梁には43Wフレームを用います。F43WはTロックダブル結合仕様ですが、写真のようにシングル結合とし、結合に使用しないTロック加工穴を木ねじ用の通し穴として利用するのです。
注1)但し、天板固定後はテーパーボルトが隠れてしまいますが・・・。まあ、完成後は滅多なことではいじらないでしょうから、問題ないのではないでしょうか?裏穴加工(2R等)の場合は、テーパーボルトの方向が反対になるので、隠れなくなりますが、テーパーボルトの先端が、フレームのツラよりも少し飛び出ることがあるので、天板に逃げ加工を施す必要があります。
注2)撮影時、33Mフレームの梁の接続方向を間違えました(汗)。テーパーボルトは、側面に配置されるように組み立てたほうがベターです。


裏から見るとこんな風になります。


天板がしなり、柱を支える梁に負担がかかったり、衝撃が加わるような場合は、Lブラケットやコーナーステーで補強したり、写真のようにフレームの滑り落ち防止対策をしましょう。天板に厚さ10mm程度の薄い板を使用する場合は、フレームと天板の固定は200mmピッチくらいで固定しないと、物などを置く際にバビーンバビーンとビビッてしまうかもしれませんので十分に検討しましょう。
その他の方法としては、フレームに通し穴加工をして、木ねじで固定すると言う方法が挙げられます。
※穴加工などの特殊加工オーダーには、簡単なもので良いのですが図面が必要です。加工には別途費用がかかります。


同じ写真になりますが、天板にザグリ穴をあけて、皿ネジとナットで固定すると言う方法もあります。写真の作業台がそれです。ネジが天面にむき出しになるのが不都合であれば、薄板やシートを両面テープで貼り付けるなどの方法があります。
お客様の中には、天板に大理石を使用しているため(動かないほど重い)、固定無しでフレーム架台に載せているだけという方もいらっしゃいます。

各パーツの詳細は、40シリーズをご覧ください。

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