アルミ天板のカウンターテーブル

  

アルミフレームでデスクなどを作製する際、天板の調達や、取付けに頭を悩ます方が多いようですね。今回の作例では、オールアルミチャレンジ!ということで、ちょっと強引ですが、アルミフレームを天板としてしまいました。
サイズは、W2000×D360mm×H900mmです。
天板は、412フレームを3本並べて構成してあります。フレームの溝は、アルミ製溝カバーCV1Fで塞いであります。継ぎ目が出来てしまうので、このままでは、文字を書いたりすることには不都合です。透明のデスクマットや薄板を載せることによって、使いやすくなることでしょう。柱など□40断面のフレームには、意匠性に優れた44Cフレームを採用しています。非常に剛性が高いテーブルなので、床が平滑でないとがたついてしまいます。そこで、柱の端面にはM12タップ加工を施し、アジャスターを取付けてあります。また、室内使用を考慮し、安全のためにアジャスター取り付け端面には、エンドカバーEC40-H12も取付けてあります。
  

天板の下には23M、26K、26Mフレームを使って、棚を設けました。上図のように結合することによって、テーブルの剛性アップも兼ねています。
  

天板となる412フレームは、3本並べるだけでは平らになりません。上図のように短い412フレームを2本使って柱の太さ分ずらして結合することにより、3本の412フレームを一体化させています。これは、密着結合するTロック結合だからこそ実現できる構造です。
棚は、ラック仕様になっています。細かいものを載せる場合は、100均やホームセンターなどで売っているトレイを利用すれば良いでしょう。
木のような温かみはありませんが、近未来的?モダン?なカウンターテーブルを自作してみてはいかがでしょうか?水濡れも平気です!
量産品では有りませんし、専用設計の部材ではないので、市販のものより高価な物になると思いますが、レコフレームは、組み立てるだけで、加工は不要です。万が一どこかに大きなダメージを受けてしまった場合は、その部材だけ交換すれば済みます。寸法直しで再利用することも可能です。
どなたでもコンマ数ミリ単位でのオーダー、高精度での組立が可能です。レコフレームであなたのこだわりを実現してみてはいかがでしょうか?

■主な使用アルミフレーム、リム

F23M、F26K、F26M、F44C、F412
CV1F

■主な使用パーツ

Tロック(TL40)、テーパーボルト40(TB40)
Lブラケット(BL40-B)、アジャスター(AJ12)
エンドキャップ(E412)、エンドカバー(EC40-H12)

■主な使用工具

5mm六角レンチ、+ドライバー#2
プラスチックハンマー、19mmスパナ

ブログ内容は作例のため、リストの開示や作例での販売を行っておりません。
各パーツの詳細は、40シリーズをご覧ください。

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