ROLIS ソフトウェア

ROLIS ソフトウェア 

ソフトウェアには、並進処理機能を搭載した当社のオリジナル言語[リストプログラム]を採用しています。
画像処理はもちろん、サーボモータやシリンダ、各種センサの制御も可能です。
また、搬送系の制御や前後装置とのハンドシェイクなども、簡単な操作で実現します。

検査画面

検査画面には、画像データや欠陥の検出位置・測定結果・判定結果・グラフなどを表示します。
検査工程や搬送制御工程の進捗状態を常に表示しているので、運転が停止した際の原因が一目でわかります。

タッチパネルに対応しており画面のボタン操作や画像操作などを直感的に扱うことができます。
オペレータに対して、操作ガイドを常に表示しています。次に操作するボタンや内容を表示することでわかりやすく誤操作ないオペレーションを実現します。

【検査画面例】    画像をクリックで拡大します
ROLIS 検査画面例


調整画面

調整画面では、入出力信号状態・光源状態・ライブカメラ画像の確認や調整を、画面の情報を使って行うことができます。

【調整画面例】    画像をクリックで拡大します
ROLIS 調整画面例

画像処理

■豊富な画像処理フィルタ
標準的な画像処理関数が組み込まれており、検査追加・試作評価が簡単に行えます。各コマンド処理時間が常に計測されており、全体の処理時間を把握できます。検出対象の特徴にあわせた画像処理アルゴリズムやフィルタ処理を、専用設計して組み込みます。

■光量調節
撮像時の光量をフィードバックすることで、検査に最適な光量に自動制御します。光源に対する出力値の変動を管理することで光源の劣化状態、交換時期の予測が可能です。

■結果管理
検査画像をファイル保存できます。この保存画像により再検査やパラメータ変更による処理結果の確認を実機レスで行うことが可能です。導入後、予想外の撮像結果が発生しても画像を元に最適な処理を検討し、新たなコマンドやアルゴリズムの作成、追加などの対応が可能です。

【リストプログラムコマンド実行例】  画像をクリックで拡大します
ROLIS リストプログラムコマンド実行例

リストプログラム

リストプログラムとは、画像処理プログラムや前後装置とのハンドシェイク、制御プログラムを構築するために開発したプログラム言語です。並進処理機能を搭載しており、複数の異なるプログラムを並進実行することができます。また、他の並進処理プログラムに対して、実行位置の制御によりサブルーチンのように扱うことも可能です。

プログラムの記述は、コマンド[命令]をリストに記述していきます。
コマンドはマウス操作で一覧表から選択します。コマンドに対するパラメータも同様に一覧表から選択または、直接入力ができます。

プログラムの実行は、リストに記述された順に上から実行していきます。
また、条件判断による分岐や繰り返し制御が可能です。

動作確認時には、行単位での実行が可能です。指定範囲内を連続的に部分実行が行えます。IOボード・位置決めボード・ADボードなど、各種のインターフェイスボード制御に対応しています。

1台のパソコンで、画像処理プログラムと搬送系の機械制御プログラムなどを統括したシステム構築も可能です。

【プログラム記述例】 画像をクリックで拡大
ROLIS リストプログラム記述例

リストプログラムコマンド

ROLIS リストプログラムコマンド

※記載されているコマンドは随時、追加・変更を行っております。
その他、特殊機器の制御コマンドなどを組込み関数化することで、リストプログラムコマンドとして扱えます。




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■お問合せ先■

ユキ技研株式会社 検査装置事業部
〒487-0032 愛知県春日井市高森台4丁目8-42
TEL 0568-94-2801 / FAX 0568-94-2802
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